秋の収穫を終えてから春が来るまでは、田んぼのお休み期間。
冬の間は氷が張ったり、水がほとんどなくなる時期もあれば、また雨が降って水が溜まったり...
春になっても昨年の稲の根元はまだ田んぼに残り、土はごろごろと固い所が多くあります。5月下旬の代掻きでは年長組の子ども達みんなで、田んぼに代わる代わる裸足で入り、土をほぐしました。
子ども達の頑張りにより田んぼはとても柔らかくなり、水と混ざり合ってたぷたぷ、とろとろ。
代掻きをすることで稲の根は田んぼに活着しやすくなり、水が均一に張れるようにもなります。
翌日、しっかり土が沈んだ田んぼにはヤゴなど水の中の生きもの達が歩いた跡が見え、湿った土手の上にはツバメがやってきました。
まどか幼稚園のツバメは今年の春1回目の巣を天敵に壊されてしまったのですが、諦めずに田んぼと池から泥や枯れ草を運んで2回目の巣を作り、今は無事に卵を温めているようです。年長組の子ども達がお米作りをすることで、田んぼとつながる生きもの達が園庭を訪れ、稲と一緒にたくさんの小さな命が育っていきます♪