11月5日は年長さんの里山散策。
白井市と印西市にまたがる里山は、谷田武西の原っぱと森の会の皆さんが手入れをされて豊かな自然が維持されています。
毎年秋の1回でしたが、今年は会の皆様の計らいにより6月にもご案内いただけることになり、2回目の散策。
バスの中では、前回の散策を思い出す言葉が聞こえました。
初夏の青々とした木々と、瑞々しい草原から景色が変わり、森は穏やかな秋の色。
ごあいさつをして、早速森の中にお邪魔します。ぽかぽかな秋晴れでしたが、林の中に入ると少しひんやり。
どんぐりが落ちていたり、ホコリタケというきのこを見つけてほこりのような胞子を出してみたり。林を抜けると、どんぐりがたくさん落ちている場所に到着。
足元を見て夢中で拾っていると、コカマキリやバッタと出会ったり、きのこを見つけたり、色々な生きものが目に入ります。広い原っぱまで行くと、迷路のように草刈りの道ができていました。
草の道を通ると、わくわく。
ワレモコウの花が咲き、秋のチョウやトンボが舞い飛びます。園の近隣では出会わない種類のバッタに触れたり、アシナガバチの古巣を見つけたり、栗の木の下で小さなヤマグリを探したり。
草刈りして間もないふかふかの枯れ草には、お布団のように寝転びます。
何人もで一緒に草を積み上げては、その中にジャンプしてみたり、体いっぱい楽しみました。人の暮らしが変わり、里山が各地で少なくなる中、地域にこんなに豊かな自然が残っているのは、本当に貴重なことだと感じます。
散策の機会を作ってくださった原っぱと森の会の皆さま、本当にありがとうございました。
地域の森へ出かけたこと、原っぱで遊んだこと、色々な生きものが暮らしていたことが、子ども達の思い出の中に残りますように、願っています。