2月8日・9日・10日の3日間、まどか幼稚園の発表会をおこないました。
絵本や紙芝居など、子ども達は日頃から様々な物語に触れていますが、発表会に選ぶ物語はとても特別です。
各クラスで何か月も前から、絵本を読んだり、何を演じてみたいか選んだり、子ども達のアイデアを集めて話し合ったり。
物語が決まると、どの役を演じたいか考えて、劇の中で使う道具作りや、歌や踊りの練習が始まりました。
セリフや振付も役ごとにイメージを膨らませます。
大道具や小道具を並べ、冠をつけ、リハーサルを経て子ども達はどんどん役になりきります。
段々とお友達のセリフまで覚えてきて、お互いをサポートし合ったり、褒め合ったり、本番が近付くごとにクラスの絆が深まっていきました。
そしていよいよ本番!
1日目の年少さんは元気いっぱいに、2日目の年中さんは様々なことを子ども達自身の力でやりきり、クラスの個性が光る素敵な劇を演じてくれました。
そして3日目の年長さんは、長いセリフや複雑な動きも自分のものにして役になりきり、協力して作り上げたことが伝わる立派な劇でした。
緊急事態宣言の期間延長により、保護者の皆様を発表会にお招きすることができなくなり、本当に心苦しく残念な思いでしたが、子ども達の発表の場は必ず実現できますよう、祈る気持ちで保育と感染防止の対策をおこなってきました。
保護者の皆様が園の判断を理解してくださり、お子様の健康を守ってくださったからこそ、無事におこなうことができたと、心から感謝しています。
カメラを通してご家族が見てくれていることを励みに、子ども達はリハーサルよりも、本番直前の練習よりも、ずっと一生懸命に演じ、心に響く姿を見せてくれました。
発表会を終えると、3学期も残り1ヵ月となり、進級や進学まであとわずか。
お友達との繋がりを深め、クラスの時間を大切にしながら、思いきり過ごしてもらいたいと思います。