春になり、初夏が訪れ、梅雨は間近。
生きもの達の様子が日毎に変わるこのきせつはとても賑やかで、たくさんの発見があります。
けやき台多目的広場の池では、5月にシオカラトンボのオスが縄張りを張り、メスが忙しく卵を産んでいました。
水の中には赤とんぼの仲間の小さなヤゴの姿が。
冬の間はヤゴを全く見つけることができませんでしたが、秋に産卵された赤とんぼの卵が静かに眠っていたようです。
田んぼにはコオイムシ。
メスがオスの背中に卵を産む習性があり、背負った卵から子どもが孵化するため、「子負虫(こおいむし)」と呼ばれています。
これからどんな生きものが来て、どんな池になっていくでしょう。
常連さんも新人さんも、生きもの達との出会いを楽しみに見守りたいと思います。