秋の穏やかな陽気も束の間、冷えた空気に冬を感じる頃となりました。
季節と共に、広場で出会う生きものの顔ぶれや様子も変化しています。
春から夏にかけては開けた明るい水面が好きなシオカラトンボが多く飛んでいましたが、夏の終わりにはギンヤンマもよく訪れ、縄張りを張るようになりました。
大雨の後、水が溜まった広場にはコサギ。
湿原のような広場で、獲物になる小さい魚や水生昆虫を探しているようです。
稲刈り前の田んぼではメダカも育ちました。
秋になると、バッタやカナヘビとよく出会います。
ショウリョウバッタやショウリョウバッタモドキ、コバネイナゴ。
赤とんぼのノシメトンボや、アキアカネ。
秋が深まると、冬鳥のジョウビタキも北の国から日本に渡ってきました。
今急いで冬支度を進めていたり、もう冬ごもりをしていたり、冬を前に命を終えた生きものもいるでしょう。
冬の様子を楽しみながら、また広場が賑わいはじめる春を待ちわびたいと思います。