6月になり、雨の日も多くなりました。
すっきりしないお天気が続いていますが、子どもたちはこの季節ならではの楽しみを見つけて遊んでいます。
「この図鑑に載っている生きものを探したい!」と声をかけてくれた子と一緒に、雨が好きな生きものを探しに園庭散策をしました。
ビオトープ池からオタマジャクシがいなくなっていることに気が付くと、「カエルはどんなところにいるんだろう」と疑問がわいてきます。
その話を聞いた他の子どもたちが、「ヒキガエルがこの前あっちにいたよ!」「この下にたくさんいるの見た!」と教えてくれます。
残念ながら今日は見つけることができませんでしたが、「今は餌を取りに行っているのかも」と子どもたちの想像は続いていきます。
次は、ビオトープ池にたくさんいるアメンボを、近くで観察するために捕まえようと試みました。
すばしっこいアメンボに苦戦していると、「なにしてるの?」「アメンボ僕も捕まえたい!」「大きい鍋のほうが取れると思う!」とビオトープをぐるっと囲むほどのたくさんの子どもたちが集まってきてくれました。
捕まえたアメンボを取り囲む姿は真剣そのもの。交代しながらじっくり観察しました。「どうやって水の上を泳いでるの?」と近くで観察したからこその新しい疑問も生まれてきました。
他にも、水たまりで遊んだり、
アスレチックの苔が生き生きとしていることに気が付いたり、
じめじめした場所でダンゴムシを探したりと、
季節の移り変わりを感じながら日々を過ごしています。
各クラスで育てている野菜もだんだんと大きくなってきました。
自分のクラスで育てている野菜だけではなく、他のクラスの野菜を観察して、花が咲いたこと、実ができたことを報告してくれる子もいます。
これからたくさん雨が降り、暑くなってくると野菜はぐんぐん成長していきます。
収穫できる日を楽しみにしながら、子どもたちと観察していこうと思います。