池や田んぼの周りには、色々な種類の鳥類が訪れています。
春から特に何度も通ってくれているのが、ツバメ達。
多くの鳥は水を飲んだり、水浴びをしたり、獲物を捕ったりするために池や川、水溜りを使いますが、ツバメがしている仕事は少し違います。
ツバメは自分達の巣を作るために、水際の湿った泥や、枯れ草を取りに来ているのです。
けやき台多目的広場には一般的なツバメの他に、イワツバメも訪れていました。
ツバメと同じく春に日本にやってくる渡り鳥(夏鳥)で、ツバメよりも尾が短くモノトーンな色合い。
山地や海岸の崖、洞窟が好きで、住宅地ではコンクリートの建物などを巣作りの場所として利用しているようです。
田んぼの代掻きをした後も、たくさんのツバメ達が降りてきていました。
湿った泥を取ることができる場所は、昔よりもずっと少なっているのだろうと思います。
7月頃までは、新しい巣を作ったり、壊れた場所の補修をしたり、巣材を運ぶ様子が見られるはずです。
広場を通る時には、ツバメがいるかどうか、いつものツバメか少し違うイワツバメか、ぜひ覗いてみて下さい。